脳科学若手の会第16回談話会「相互結合回路モデルで神経系の情報処理に迫る」
2015.09.27
9月27日(日)に、東京大学先端科学技術研究センターにて、第16回談話会を開催することとなりましたのでお知らせいたします。
今回の談話会は「相互結合回路モデルで神経系の情報処理に迫る」と題しまして、東京工業大学大学院総合理工学研究科の田中琢真先生をお招きし、最近の研究成果についてお話しいただきます。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
日時: | 2015年9月27日(日) 受付 15:00~、 談話会 15:30~17:35(予定)、 懇親会 18:30~ |
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場所: | 東京大学 先端科学技術研究センター 4号館2F講義室 |
アクセス: | http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/home/access/index_ja.html |
会費: | 談話会 無料、懇親会 3500円(予定) |
講演者紹介
- 田中 琢真(たなか たくま)先生
- 東京工業大学 大学院総合理工学研究科 知能システム科学専攻 助教
- 演題「相互結合回路モデルで神経系の情報処理に迫る」
- 要旨:
- 新皮質の神経回路は細胞同士が相互に結合したリカレントネットワークである.リカレントネットワークの中でどのように情報が処理されているのかは,直感的に想像しにくく,実験的に検証が難しく,理論的に取り扱いづらい.本講演ではリカレントネットワークの情報処理を説明する二つのモデルを紹介する.一方はリカレント情報量最大化モデルであり,神経雪崩,発火連鎖,感覚野の刺激選択性を説明する(Tanaka et al., 2009).もう一方は現在研究中の,単純な持続発火がなぜ出現するかを説明するモデルである.また,そもそも神経科学においてモデルを使って研究をするとはどういうことなのかについても,実例を交えながら議論する.
- 〆切:
- 2015年9月18日(金)
- 談話会のみ、あるいは懇親会のみの参加も大歓迎です。
- お申し込みが完了した場合は自動返信メールがご記入のメールアドレスに送られますので必ずご確認下さい。
- 1時間以内に自動返信メールが届かない場合はお手数ですが再度お申し込み下さい。
- なお、会場の席数には限りがありますので、参加者多数の場合、抽選となることがあります。ご了承ください。
- 主催:
- 脳科学若手の会
- 世話人:
- 長野 祥大(東京大学大学院 新領域創成科学研究科)
- 磯村 拓哉(東京大学大学院 新領域創成科学研究科)
- 赤尾 旭彦(東京大学大学院 新領域創成科学研究科)
- お問い合わせ:
- info@brainsci.jp
スケジュール
15:00- | 受付開始 |
15:30-15:35 | 開会挨拶 |
15:35-17:35 | 田中先生ご講演 |
18:30- | 懇親会(渋谷を予定) |
参加申込
ご申込の締切日時を過ぎたため、受付は締め切らせていただきました。