脳科学若手の会とは

脳科学若手の会は,脳科学関連分野の大学学部生・大学院生・ポスドクを中心とした若手研究者の相互交流のネットワークづくりを目的とした学生主催の任意団体です。2008年6月,少数の有志から本会は発足しましたが,その後交流会や研究会などの開催を通じて規模が拡大し,現在では全国各地にその活動の場が広がっています。

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イベント情報

この度は「脳はどこまで再生できるのか〜神経細胞の可塑性に注目して〜」と題し、第14回脳科学若手の会・関西部会セミナーを開催します。

従来の研究では、成熟後の脳内では新たに神経細胞は発生しないと考えられてきました。しかし、近年の研究では、成熟後であってもごく限られた領域で神経細胞が発生していることが分かりました。今回のセミナーでは、脳の可塑性や再生について研究されている研究者の方をお招きし、その研究の面白さについてお話を伺います。興味、関心がある方ならどなたでもお気軽にご参加ください。   セミナー終了後には講師の先生をお招きし、Zoomのブレイクアウトルーム機能を用いた懇親会を予定しています。途中入退室は自由となっておりますので、こちらもぜひご参加ください。 【講師】
金子 奈穂子先生(同志社大学脳科学研究科 病態脳科学分野 神経再生機構部門) 【演題】
「潜在する再生能力を活用した傷害脳の再生」 【要旨】
脳は多数の神経細胞(ニューロン)が作る複雑な神経回路によって、植物機能から思考・学習といった高次機能まで、広範囲にわたる複雑な機能を果たしています。これらのニューロンのほとんどは胎生期に産生されたもので、発達期を終えた脳内では、たとえ疾患や傷害でニューロンを失っても、新しいニューロンを産生して置き換えることはできません。そのため、脳の再生能力は非常に低いことがよく知られています。
しかし近年、成熟した脳内でもごく限られた領域ではニューロンが産生されていることが分かりました。成熟脳で生まれたニューロンは、脳組織内を移動し、神経回路の可塑性や再生に関与します。私達は、新生ニューロンの挙動を制御して脳の再生を促進する研究をしています。
私は大学卒後4年間、精神科の臨床医をしていました。大学院で基礎研究を始めて研究の楽しさを知り、思い切って進路変更しました。基礎研究者としては完全に出遅れており、失敗したり悩んだりすることもありましたが、素晴らしい上司や仲間との出会いがあり、今も大好きな研究を続けられています。
本年4月に同志社大学脳科学研究科の教授になりました。独立にあたってどんなことが役に立ったか、どんなことを後悔したか、など、若手研究者の皆さんにお伝えできたらいいなと思っています。

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このイベントは,盛況のうちに終了いたしました。
多くの皆様にご来場いただきまして,誠にありがとうございました。

この度は北西卓磨先生オンライン講演会を開催します。

講師には東京大学・大学院総合文化研究科 准教授 北西卓磨先生をお招きします。

講師:北西卓磨先生 (東京大学・大学院総合文化研究科 准教授)

11月25日 (金) の17:00から、2022年3月より東京大学・大学院総合文化研究科で研究室を主催なさっている、北西卓磨先生のオンライン講演会を開催します。北西先生は、げっ歯類で記憶・空間認識の神経回路機構を研究されています。本講演会では、北西先生のこれまでの研究内容に触れながら、海馬の情報処理について教えていただきます。興味、関心のある方は、奮ってご参加ください!

講師: 北西卓磨先生

題目:「領域間情報伝達から海馬の情報処理を読み解く」

要旨:  「いま自分がどこにいて、どこへ向かっているか?」という空間認識は、動物の生存 に重要な脳機能です。海馬には、動物のいる場所・移動スピード・道順などの情報を 持つ神経細胞が存在し、これらが空間認識を構成すると考えられます。しかし、海馬 の情報表現がどのような神経回路メカニズムにより生成され、また、生じた情報がど の脳領域に伝達されるかは良く分かっていません。私たちは、自由行動中のげっ歯類 の脳に、大規模電気生理計測・多点光遺伝学・経シナプスベクターなどを適用するこ とで、この課題に取り組んできました。そして、シナプス可塑性が領域間情報伝達を 調整して海馬の場所細胞活動をすばやく生成すること、また、海馬の空間情報は海馬 台を介して複数の下流領域 (側坐核・視床・乳頭体・帯状皮質) へと経路選択的に分配 されることを明らかにしました。こうした研究を紹介するとともに、今後の展望につ いてお話しします。 私たちの研究室は、2022年3月にスタートした新しいラボです。面白い研究を一緒 に進めてくれる学振特別研究員(PD,RPD)・大学院生・学部生などを随時募集していま す。

研究室HP

日時11月25日(金)

【プログラム】

16:50〜17:00 開場・接続チェック

17:00〜17:05 開会挨拶

17:05〜18:30 北西先生のご講演

18:30〜19:00 質疑応答

19:00頃 閉会

参加申し込み

以下のグーグルフォーム から登録お願いいたします。

お申し込みフォーム

質問等、お問い合わせは以下のメールアドレスまでお気軽にご連絡ください。

脳科学若手の会:event[at]brainsci.jp

このイベントは,盛況のうちに終了いたしました。
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この度は「デジタルコンピューターの今後の展望と脳とデジタルコンピューター研究について」と題し、脳科学若手の会 第27回 談話会を開催します。

講師には筑波大学デジタルネイチャー開発研究センター長/図書館情報メディア系准教授 落合陽一先生をお招きします。

講師:落合陽一先生 (筑波大学デジタルネイチャー開発研究センター長/図書館情報メディア系准教授)

講師としてお招きする落合陽一先生はデジタル分野での研究者としての活動にとどまらず、アーティストとしての芸術分野での活動もされている実に多才な研究者です。近年、メディアにも頻繁に登場しており、自身のユーチューブチャンネルの開設や情熱大陸、News Zeroなどに出演されています。

今回はそんな落合先生の研究の専門であるデジタルコンピューター研究の今後の展望と我々脳科学に従事する学生向けに脳とデジタルコンピューターについてご講演していただきます。

ご講演はオフラインとオンラインの両方で行います。会場は国立精神・神経医療研究センター内 教育研修棟 ユニバーサルホールです。Zoomでも同時配信いたします。会場参加の方のみ参加費1000円徴収させていただきます。Zoomは無料です。なお学生を優先とした抽選により参加者を選考させていただきます。もちろん社会人の方でも申し込めます。 奮ってご応募ください。

講師: 落合 陽一先生

題目:「デジタルコンピューターの今後の展望と脳とデジタルコンピューター研究について」

要旨:  落合陽一はアーティストとして境界領域における物化や変換、質量への憧憬をモチーフに作品を展開する一方、技術や文化を探求し続ける研究者でもある彼は、持続可能な社会に向けて作家活動と研究活動の両輪で探索を続けて、政府のデジタル関連の政策委員にも多く関わっています。本講演ではこの10年の計算機と自然化および脳とデジタルについて考えるきっかけを提供することを目的とします。2010年代の後半において計算機科学分野での深層学習の流行をきっかけに、その後の実世界応用までの多くの事例が検証されていきました。その中でどういった応用分野が多くのこるのかということを聴衆と共に考えたいと思います。また最近の取り組みを通じて具体的なシステムなども紹介します。

日時9月18日(日)

【プログラム】

9:20~9:50 受付

9:50~9:55 開会の挨拶

10:00~11:45 ご講演

11:45~12:00 質疑応答

12:00~12:05 閉会の挨拶

参加申し込み

以下のグーグルフォーム から登録お願いいたします。 締め切り8月12日23:59

お申し込みフォーム

質問等、お問い合わせは以下のメールアドレスまでお気軽にご連絡ください。

脳科学若手の会:event[at]brainsci.jp

このイベントは,盛況のうちに終了いたしました。
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東京大学大学院総合文化研究科・四本研究室との共催で、Yale大学の田中涼介先生をお招きし特別セミナー・座談会を開催いたします。感染対策を実施したうえでの対面開催を予定しております。

セミナー後半では参加者の皆様からも質問を募集して、対面開催を活かした双方向に交流できる機会になればと考えております。どなたでも参加歓迎ですので、関心のある方はお気軽にご参加ください。

日時:8月3日(水) 15時-17時

場所:東京大学駒場キャンパスKOMCEE East K011 *参加無料・事前登録不要

後援者:田中涼介先生 (Yale University)

題目::昆虫の脳でさぐる空間知覚のしくみ

要旨:  われわれの網膜は2次元であるのに、なぜわれわれは空間の3次元構造を視覚的に把握できるのだろうか?空間の知覚の問題は、古くから哲学者や心理学者を悩ませてきた。網膜像から観察者と世界の空間関係を推定するにあたって、とくに視覚的な「動き」が重要な幾何学的手がかりとなることが、環境光学や画像処理の文脈で明らかになっている。その一方で、脳がいかに動きのパターンから空間の情報を読み出しているか、その詳細な神経回路メカニズムには、未だ謎が多い。本講演では、神経回路研究のための遺伝学的・解剖学的ツールが近年急速に整備されつつあるショウジョウバエをモデルに、動きに基づく空間視のメカニズムを探った最近の研究成果を紹介する。

質問等、お問い合わせは以下のメールアドレスまでお気軽にご連絡ください。

脳科学若手の会:event[at]brainsci.jp

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7月19日 (火)の17:30から、今年の11月より理化学研究所で研究室を主催なさる藤原輝史先生のオンラインセミナーを開催いたします。藤原先生は、ショウジョウバエを用いた脳の運動制御機構の研究をされており、本セミナーでは、ハエを用いた研究の魅力や、藤原先生の論文の内容について紹介いただきます。興味、関心のある方はお気軽にご参加ください。

講師:藤原輝史先生 (理化学研究所 白眉チームリーダー 2022/11~)

題目:   ダイナミックな神経活動が操る精密な歩行運動

要旨:  脳の最も基本的な機能の一つは体を自在に動かすことです。私たちは普段歩いているとき体や足の運動を意識しませんが、道には細かな起伏があったり筋肉や神経系の状態は絶えず変化するため、一歩ごとに精密な運動制御が必要です。そのためには視覚や機械感覚といった複数の感覚情報をうまく統合して正確に歩行状態を推定すること、また、その推定をもとに適切な運動指令を生成することが鍵となります。しかし実際に脳がどのようにこうした計算を行っているかはヒトを含めたあらゆる動物種を通じてよく分かっていません。本セミナーでは強力な遺伝子モデルであるショウジョウバエを用いた脳研究における最先端技術を紹介しながら、ハエが運動制御に関する難問の解決のためにいかに適したモデルであるか、また私の研究で明らかになったハエの単一神経細胞の膜電位ダイナミクスに垣間見える予想外に精密な歩行運動の制御機構や今後の研究目標をお伝えできればと思います。

私は本2022年11月より理化学研究所で研究室をオープンします。一緒にエキサイティングなプロジェクトに取り組んでくれるポスドク・博士課程学生を募集中です。

研究室ウェブサイト

7/19 (火)

【プログラム】

17:20〜17:30 開場・接続チェック

17:30〜17:35 開会挨拶

17:35〜19:00 藤原先生のご講演

19:00〜19:30 質疑

19:30頃    閉会

お申し込みフォーム

質問等、お問い合わせは以下のメールアドレスまでお気軽にご連絡ください。

脳科学若手の会:event[at]brainsci.jp

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