若手の会主催、第1回春の学校について報告します!

会場は、池袋から電車で1時間ほどの、埼玉県国立女性教育会館。 

桜も時を合わせて満開となり、ぽかぽかの合宿日和でした。

まずは開校式です。

2日間お世話になる会館の利用とスケジュールについて学校長から説明を受けました。

ワークショップと、2人の先生のご講演にワクワクしていました。

20名の参加者には学部生もいれば社会人の方もいました。

お互い誰がどのような研究を行い、どのようなことに関心があるのか、簡単にスライドを使って、自己紹介し合いました。

ワークショップでは3つのテーマをもとに、脳科学における分子、細胞、個体レベルの手法について、その専門性と領域横断的なアプローチについて議論しました。

東原先生のご発表は、合宿の1日目午後から行われました。

自分のカラーのある研究を行う重要性について触れ、有機化学や生物学の多彩な研究経歴を活かした、嗅覚の研究について紹介されました。

1日目夜にはポスターセッションを開きました。

お酒のグラスを片手に、和気あいあいと、参加者自身の研究内容、研究姿勢について語り合いました。

鮫島先生のご発表は,合宿の2日目午後から行われました。

自分の分野にとどまらない広い視野で研究することの重要性について触れ、その具体例として、計算論的神経科学と電気生理学を組み合わせた研究を紹介されました。

鮫島先生からのメッセージを紹介します。

「今抱いている考えを大切にしよう。その考えを実現する力は,後からついてくる。」

脳科学の楽しさに触れ、友人と語り合い、他では得ることの難しい、密度の濃い2日間を過ごすことができました!

参加者の皆様、お疲れさまでした。