「ミクロスケールコネクトームデータを統合した生物物理学的神経回路シミュレーション」

脳科学若手の会では、2026年11月28日(土)に順天堂大学 本郷・お茶の水キャンパスにて「第35回 秋の談話会」を開催いたします。 本談話会では、電気通信大学 大学院情報理工学研究科 教授 山崎 匡 先生をお招きし、「ミクロスケールコネクトームデータを統合した生物物理学的神経回路シミュレーション」をテーマにご講演いただきます。 また、談話会参加者による口頭発表に加え、順天堂大学の紹介およびキャンパスツアーも実施予定です。

本会は「若手の会ならではのラフな雰囲気」を大切にしておりますので、学部生・大学院生の皆さんも、ぜひ初めての研究発表や議論の練習の場として気軽にご参加ください。 脳科学・神経科学にご興味をお持ちの皆様のご参加をお待ちしております。

【イベント概要】

  • 第35回 脳科学若手の会 秋の談話会
    「ミクロスケールコネクトームデータを統合した生物物理学的神経回路シミュレーション」
  • 日時: 2026年11月28日(土) 10:15 〜 16:30(予定)
  • 会場: 順天堂大学 本郷・お茶の水キャンパス 10号館105号室
  • 参加費: 無料
  • 対象: 脳科学に興味がある高校生、大学生、大学院生、ポスドクなど
  • 申込フォーム: https://forms.gle/AWYQyMUdfsSArFEx9
      発表者締切 2026年11月7日(土)/聴講者締切 2026年11月21日(土)

【講師】

  • 山崎 匡 先生
      電気通信大学 大学院情報理工学研究科 教授

【講演要旨】

実験データの標準化と公開が進み [1]、膨大な解剖・生理・行動データを統合して、精緻な神経回路モデルを構築することが可能になりつつある [2]。 こうしたモデルは、ミクロスケールの生物学的詳細とマクロスケールの神経活動・行動を結びつける有用なツールとして期待されている [3]。 また計算機性能の向上により、従来は困難であった大規模かつ詳細な神経回路シミュレーションも現実のものとなっている [4]。 私達はAMED「脳神経科学統合プログラム」の支援のもと、生物学的に詳細な神経回路モデルのための軽量シミュレータNeuliteを開発し [5]、ボリューム電子顕微鏡法によるコネクトームデータを直接統合したシミュレーションを目指している。 本講演では、大規模ミクロスケール神経回路シミュレーションの現状と課題を概説し、私達の取り組みとNeuliteについて紹介する。

参考文献:
[1] 例えば ebrains.eu, brain-map.org, portal.brainminds.jp
[2] Yazan N. Billeh, et al. (2020) Systematic integration of structural and functional data into multi-scale models of mouse primary visual cortex. Neuron 106, 388-403.e18.
[3] Anton Arkhipov, et al. (2025) Integrating multimodal data to understand cortical circuit architecture and function. Nature Neuroscience 28, 717-730.
[4] Jun Igarashi (2025) Future projections for mammalian whole-brain simulations based on technological trends in related fields. Neuroscience Research 215, 64-76.
[5] Rin Kuriyama*, Kaaya Akira*, et al. (*: equally contributed) (2025) Microscopic-level mouse whole cortex simulation composed of 9 million biophysical neurons and 26 billion synapses on the supercomputer Fugaku. Proceedings of the International Conference for High Performance Computing, Networking, Storage and Analysis (SC’25) 2158-2171. doi: 10.1145/3712285.3759819.

【口頭発表】

  • 発表者: 高校生、学部生、大学院生、ポスドク(博士取得後5年以内)などの若手研究者
  • 発表内容: 基礎研究から応用研究まで、脳科学に関連する幅広い内容
  • 発表時間: 発表8分+質疑応答2分(発表希望者数や日程の都合で変更する場合があります)
  • スライド枚数: 制限なし
  • 形式: Microsoft PowerPoint形式(.pptx)で作成し、ご自身のPCを用いて発表(HDMIおよび発表者ツール使用可。Macを使用する際は、変換ケーブルをご自身でご用意ください)
  • アスペクト比: 16:9
  • アニメーション: 使用可
  • 言語: 日本語

※現時点でデータがなくても歓迎します。「こういうことに興味がある」「こういう研究をしてみたい」という研究の構想・アイディアの発表でも構いません。

※ただし、過去に弊会イベントで発表経験のある方は、以前と異なるテーマまたは進展のある内容での発表をお願いいたします。

※発表に関する詳細については、採択者へ個別にご連絡いたします。

【表彰(予定)】

全発表を対象に当日審査を実施し、優秀発表者には賞を授与いたします。

※新人賞・デザイン賞など、大学院生以下を対象とした部門賞もご用意する予定です。

【タイムテーブル(仮)】

  • 10:15 – 10:30 開場(発表者の受付)
  • 10:30 – 10:35 開会挨拶
  • 10:35 – 11:35 山崎先生 ご講演
  • 11:35 – 12:05 質疑応答
  • 12:05 – 13:00 休憩
  • 13:00 – 13:50 口頭発表①
  • 13:50 – 14:15 休憩・自由討論
  • 14:15 – 15:05 口頭発表②
  • 15:05 – 15:30 休憩・自由討論
  • 15:30 – 15:50 順天堂大学の紹介
  • 15:50 – 16:20 順天堂大学キャンパスツアー
  • 16:20 – 16:30 表彰式・閉会式

【応募方法】

発表もしくは聴講をご希望の方は、以下のGoogleフォームよりご応募ください。

【注意事項】

  • ・未発表データ等については参加者の自己責任で取り扱ってください。主催者は一切の責任を負いません。
  • ・他者の意見・考え方を尊重するとともに、知的財産権等に十分配慮してください。

【お問い合わせ】

ご不明点がございましたら、運営までお気軽にご連絡ください。
皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

脳科学若手の会
brainsci.jpあっとまーくgmail.com

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