2025.06.14


第32回 脳科学若手の会 夏の談話会
「グリア細胞の移植・置換で脳は救えるのか?」

脳科学若手の会では、2025年6月14日(土) に順天堂大学 本郷・お茶の水キャンパスにて「夏の談話会」を開催いたします。
本談話会では、山梨大学 医学部 薬理学講座 教授/山梨GLIAセンター センター長 小泉 修一 先生 をお招きし、グリア細胞と再生医療に関する最新研究をご紹介いただきます。
また、順天堂大学キャンパスツアー も実施予定です。脳科学・神経科学にご興味をお持ちの皆様のご参加をお待ちしております。

【イベント概要】

  • 第32回 脳科学若手の会 夏の談話会 「グリア細胞の移植・置換で脳は救えるのか?」
  • 日時: 2025年6月14日(土) 13:00 〜 16:30
  • 会場: 順天堂大学 本郷・お茶の水キャンパス
  • 参加費: 無料
  • 申込フォーム: https://forms.gle/dQSTNH4uyeJLCRnR7
    (締切 6月11日(水))

【講師】

  • 小泉 修一 先生
     山梨大学 医学部 薬理学講座 教授 / 山梨GLIAセンター センター長

【講演要旨】

脳は1000億個の神経細胞とその数倍もの数のグリア細胞とから構成されている。これまで脳の中核機能は神経細胞が紡ぐ複雑なネットワークの活動により担われていると考えられてきた。しかし、グリア細胞もまた情報の処理・発信で中心的な役割を果たしている。「ミクログリア」は、脳内唯一の自然免疫細胞であるが、免疫細胞としての役割を大きく超えた機能、例えばシナプスの新生、貪食による刈込み、さらに神経細胞の興奮性制御など、脳の機能制御で非常に重要な役割を果たす。従って、ミクログリアの異常は脳の機能異常に直結する。脳の移植、と言えば神経細胞の移植であるが、グリアを移植して脳を変えることは出来ないのだろうか?本日はその疑問に答えたいと思います。また本件について、皆さんと色々議論したいと想います。

【タイムテーブル】

  • 13:00 – 13:15 受付・開場
  • 13:15 – 13:30 開会式
  • 13:30 – 15:00 小泉先生 ご講演
  • 15:00 – 15:30 質疑応答
  • 15:30 – 15:40 休憩
  • 15:40 – 16:20 順天堂大学紹介プレゼン & キャンパスツアー
  • 16:20 – 16:30 閉会式

【お問い合わせ】

脳科学若手の会
brainsci.jp@gmail.com

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