8月9日(土)に東京大学駒場Iキャンパスにて、第13回談話会を開催する事となりましたので、お知らせ致します。

適応知性および社会的脳機能をご専門とし、仮想と現実の間を自由に行き来する SR(Substitutional Reality=代替現実) 技術をご開発された、独立行政法人理化学研究所 脳科学総合研究センター (理研BSI) 適応知性研究チームの藤井 直敬 先生をお招きし、SR技術の可能性と、その一般応用となるハコスコに関するお話を中心にご講演いただきます。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

日時:2014年8月9日(土) 15:30受付開始、16:00開始、懇親会18:30-20:30
場所:東京大学駒場Iキャンパス KOMCEEレクチャーホール(キャンパス内地図
アクセス:http://www.komcee.c.u-tokyo.ac.jp/access
会費:談話会 無料、懇親会 3000円(予定)

講演者と講演内容

招待講演:藤井 直敬 先生(独立行政法人理化学研究所 脳科学総合研究センター (理研BSI) 適応知性研究チーム)http://www.brainhackers.org
演題:『代替現実システムとハコスコ』

マトリックスやインセプションのような映画で取り上げられる、ヴァーチャルリアリティ(VR)や拡張現実(AR)のような仮想技術は、わたしたちの日常空間を拡張する新しいワークスペースをつくり上げることを目的としてきました。しかし、これまで開発された仮想技術は、ワークスペースを提供することは可能であっても、体験者にそれが現実だと感じさせることは出来ませんでした。

わたしたちが開発したSubstitutional Reality(SR)技術は、現実感を保ったまま、仮想と現実の間をスムーズに行き来することを可能にしました。SR技術は、現実を操作していることが気付かれないように操作できる新しい技術で、時間や現実をわたしたちがどのように認知しているかを明らかにする研究目的だけでなく、新しいカタチのエンターテインメントの体験プラットフォームとして期待されています。

本講演では、SR技術の可能性と、その一般応用の出口として開発したハコスコを中心におはなしします。

スケジュール

15:30-受付開始
16:00-16:05開会挨拶
16:05-17:35藤井先生ご講演
18:30-20:30懇親会

参加申し込み

参加申し込みが正常に完了した場合は、自動返信メールがご登録されたメールアドレスに送信されますので、必ずご確認下さい。

〆切:
2014年8月7日(木)
談話会のみ、あるいは懇親会のみの参加も大歓迎です。
主催:
脳科学若手の会
世話人:
上野太郎(慶應義塾大学 環境情報学部)
村井祐基(東京大学大学院 総合文化研究科)
お問い合わせ:
info@brainsci.jp