2020年3月21日(土)~22日(日)、ホテルコンチネンタル府中(東京都府中市)にて、第12回脳科学若手の会 春合宿を開催いたします。講師の先生方をお招きしての講演会とワークショップ、参加者の皆様によるポスターセッションと、盛りだくさんの内容です。皆様のご参加をお待ちしております!

今年は、東京大学 定量生命科学研究所 准教授の奥山輝大先生と、理研CBS 数理脳科学研究チーム チームリーダーの豊泉太郎先生にご講演いただける運びとなりました。奥山先生には、光遺伝学を用いた記憶操作実験による社会性記憶のご研究についてご講演いただきます。 豊泉先生には、シナプス可塑性のモデリングについてご講演いただいた後、異なる分野の研究者が共同研究テーマを考えるワークショップを行っていただく予定です。

なお本合宿は、公益財団法人 加藤記念バイオサイエンス振興財団、及び日本神経回路学会 若手時限研究会の助成のもと開催されます。

企業協賛:小原医科産業株式会社
株式会社ミユキ技研
室町機械株式会社
株式会社フィジオテック
 
日時:2020年3月21日(土)~22日(日) 12:30現地集合(予定)
場所:ホテルコンチネンタル府中
(京王線府中駅北口下車 駅前徒歩約1分、JR府中本町駅より徒歩約12分)
定員:40名(応募者多数の場合は抽選となります。)
参加費:8,000円(予定。宿泊費、食費、懇親会費、参加費含む。)
※会場までの往復交通費、一日目の昼食は各自でご準備ください。
申込方法:こちらよりお申し込み下さい。
締め切り:2020年2月22日(土)
※2月下旬に抽選結果を連絡いたします。

テーマ

若手研究者に向けたレクチャー&ワークショップ合宿

~実験と理論による学習のメカニズムの探索及び他分野との共同研究の計画演習~

講演会

講師:
奥山 輝大 先生
東京大学 定量生命科学研究所 准教授 (高度細胞多様性研究センター 行動神経科学研究分野)
演題:
適応的な社会性行動を出力するための神経メカニズム
要旨:
ヒトを含めた社会を形成する動物は、集団内の他個体を記憶し、そのそれぞれに対して協調行動や敵対行動といった適切な社会性行動を選択・出力する。この「他個体についての記憶」は社会性記憶と呼ばれ、空間記憶や時間記憶などと同様に、海馬に貯蔵されることが示唆されてきた。近年、私たちの研究によって、これまであまり着目されてこなかった腹側CA1領域という領域に社会性記憶が貯蔵されていることが明らかになり、更に、オプトジェネティクスを用いて特定の社会性記憶の人為的な書き換えが可能になってきた。今回の講演では、近年の「記憶操作研究」を俯瞰しつつ、社会性神経科学(Socialneuroscience)の最新の知見を紹介したい。

講演会及びワークショップ

講師:
豊泉 太郎 先生
理研CBS チームリーダー(数理脳科学研究チーム)
講演会 演題:
Exploring the learning principle in the brain
ワークショップ 題名:
異分野を横断する研究の計画
要旨:

Animals adapt to the environment for survival. Synaptic plasticity is considered a major mechanism underlying this process. However, the best-known form ofsynaptic plasticity, i.e., Hebbian plasticity that depends on pre- and post-synaptic activity, can surge coincident activity in model neurons beyond a physiological range. Our lab has explored how neural circuits learn about the environment by synaptic plasticity. The instability of Hebbian plasticity could be mitigated by a global factor that modulates its outcome. For example, TNF-alpha that mediates homeostatic synaptic scaling is released by glia, reflecting the activitylevel of surrounding neurons. I show that a specific interaction of Hebbian plasticity with this global factor accounts for the time course of adaptation to the altered environment. At a more theoretical level, Iask what is the optimal synaptic plasticity rule for achieving an efficient representation of the environment. A solution is the error-gated Hebbian rule, whose update is proportional to the product of Hebbian change and a specific global factor. I show that this rule, suitable also in neuromorphic devices, robustly extracts hidden independent sources in the environment. Finally, I introduce that synapses change by intrinsic spine dynamics, even in the absence of synaptic plasticity. I show that physiological spine-volume distribution and stable cell assemblies are both achieved when intrinsic spine dynamics are augmented in a model.

(過去の合宿のワークショップの様子)

WS2017_003 WS2017_002 WS2017_001

ポスターセッション

参加者間でお互いの研究内容を紹介します。ポスターは学会などで使用されたポスターをそのままお持ちいただいても構いません。様々な研究に触れるとともに、交流を深めていきましょう。

(過去の合宿のポスターセッションの様子)

12040801

参加についてのQ&A

Q1. 学部生ですが、参加できますか?
A1. 是非ご参加下さい。過去の合宿でも学部生のみなさんが参加されています。
Q2. ポスター発表は必須ですか?
A2. 必須ではありませんが,異分野の研究者と交流する良い機会ですので,学会発表などで使用したポスターをお持ちの方は、奮ってご参加いただけると幸いです。

参加申込

〆切:
2020年2月22日(土)
こちらよりお申し込み下さい。
お申し込みが完了した場合は自動返信メールがご記入のメールアドレスに送られますので必ずご確認下さい。
1時間以内に自動返信メールが届かない場合はお手数ですが再度お申し込み下さい。
申し込み者多数の場合には抽選となります。2月下旬に抽選結果を連絡いたします。

その他、ご意見・疑問点などのある方は、こちらまでご連絡ください。

みなさまのご参加をお待ちしております。

脳科学若手の会 合宿スタッフ一同

主催:
脳科学若手の会
日本神経回路学会
お問い合わせ:
info@brainsci.jp
Poster Abstract