2016年3月26日(土)~27日(日),ホテルウィングインターナショナル相模原(神奈川県相模原市)にて,第8回脳科学若手の会合宿を開催いたします。講師の先生方をお招きしての講演会とワークショップ,参加者の皆様によるポスターセッションと,盛りだくさんの内容です。皆様のご参加をお待ちしております!

企業協賛:小原医科産業株式会社
株式会社ミユキ技研
株式会社アラヤ・ブレイン・イメージング
室町機械株式会社
株式会社フィジオテック
 
日時:2016年3月26日(土)~27日(日) 12:30現地集合(予定)
場所:ホテルウィングインターナショナル相模原(神奈川県相模原市)
(JR相模線上溝駅より徒歩6分,上溝駅までは新宿より電車で約1時間)
定員:40名(応募者多数の場合は抽選となります。)
参加費:9,000円(予定。宿泊費,食費,懇親会費,参加費含む。)
※会場までの往復交通費,一日目の昼食は各自でご準備ください。
申込方法:下記フォームよりお申し込み下さい。
締め切り:2016年2月19日(金)
2016年2月29日(月)まで延長しました。
※3月上旬に抽選結果を連絡いたします。

講演会

講師:
後藤 由季子 先生
東京大学 大学院薬学系研究科 分子生物学教室 教授
演題:
神経幹細胞の運命制御
要旨:
私達の脳は、非常に多様な種類のニューロンやグリア細胞から構成されている。これらの細胞は共通の前駆細胞「神経幹細胞」から作り出されるが、決してランダムに作られる訳ではない。必要な細胞の種類が必要な数生み出され、それらが正しい場所に配置されることが、脳の正常な機能において必須である。それでは、神経幹細胞はどのように生み出す細胞の種類を決めているのであろうか。また私達の脳は、成体になってからも特定の場所でのみ新しいニューロンを作り続けており、これらの新生ニューロンは記憶や学習といった適応応答に重要な役割を果たすと考えられている。しかし成体神経幹細胞が胎生期にどのように形成されるかについては不明であった。今回の会では、主に胎生期と成体期の神経幹細胞の運命制御についてお話したい。もし時間があれば、ニューロン成熟に関する進行中のプロジェクトについてもお話させていただきたい。

ワークショップ

講師:
山本 慎也 先生
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 システム脳科学研究グループ 主任研究員
題名:
脳内の情報統合・分離メカニズムの探求
要旨:
我々人間を含む動物は、多数の感覚入力を受けとることによって、外界で起こったイベントを理解することができます。視覚や聴覚などの異なる感覚種の信号は、眼や耳などの別々の受容器で検出され、視覚野や聴覚野などの別々の脳領野で処理が進められます。また、視覚などの単一感覚種に限っても、位置情報や物体情報など、脳内の別々の領域で処理されていることが知られております。このように個々の情報は脳内では別々に処理されますが、一方で、これらの情報をどのように統合あるいは分離しているのか、必ずしも明らかになっておりません。本セミナーでは、我々がこれまで行ってきた心理物理学及び生理学の研究成果を紹介するとともに、実習として実際に心理物理実験を行い、新しい現象を発見する楽しさを感じてもらいたい。

(過去の合宿のワークショップの様子)

ポスターセッション

参加者間でお互いの研究内容を紹介します。ポスターは学会などで使用されたポスターをそのままお持ちいただいても構いません。様々な研究に触れるとともに,交流を深めていきましょう。

(過去の合宿のポスターセッションの様子)

参加についてのQ&A

Q1. 学部生ですが,参加できますか?
A1. 是非ご参加下さい。過去の合宿でも学部生のみなさんが参加されています。
Q2. ポスター発表は必須ですか?
A2. 必須ではありませんが,異分野の研究者と交流する良い機会ですので,学会発表などで使用したポスターをお持ちの方は、奮ってご参加いただけると幸いです。

参加申込

〆切:
2016年2月19日(金)
2016年2月29日(月)まで延長しました
お申し込みは締め切らせていただきました
お申し込みが完了した場合は自動返信メールがご記入のメールアドレスに送られますので必ずご確認下さい。
1時間以内に自動返信メールが届かない場合はお手数ですが再度お申し込み下さい。
申し込み者多数の場合には抽選となります。3月上旬に抽選結果を連絡いたします。

その他,ご意見・疑問点などのある方は,こちらまでご連絡ください。

みなさまのご参加をお待ちしております。

脳科学若手の会 合宿スタッフ一同

主催:
脳科学若手の会
お問い合わせ:
info@brainsci.jp